Ⅱ‐1 ルートチャクラ
発達年齢
0~3/5歳
色
赤、茶および藤色
エレメント
地
感覚
嗅覚
構成体
肉体
内分泌腺との関連
生殖腺
鎮める香り
シダーウッド、パチュリ
刺激する香り
ムスク、ラベンダー、ヒヤシンス
水晶および宝石
煙水晶、ガーネット、アレクサンドライト、ルビー、めのう、ブラッドストーン、オニキス、虎目石、ローズクオーツ
祈りまたは宣言
肉体化により、魂が物質に組み込まれますように。
根付くことにより、生命力が回復し交換されますように。
私たちは一体性を受け入れ、受容を獲得し示すよう努めます。
Ⅰ チャクラシステムの概要
「チャクラ」はサンスクリット語で「回転する輪」を意味します。人体の中央部、脊椎に沿って位置しています。
サンスクリット語 意味 位置
第1チャクラ ムーラーダーラ 根を支える 会陰
第2チャクラ スワーディシュタナ 自らの住処 仙骨
第3チャクラ マニプーラ 光る宝石 太陽神経叢
第4チャクラ アナーハタ 打たれない(音) 胸の中心
第5チャクラ ヴィシュッダ 特に純粋な 喉
第6チャクラ アージュニャー 知覚・命令・超英知 眉間
第7チャクラ サハスラーラ 千の花弁の 頭頂
本書では便宜的に以下の英語名称のカタカナ表記を使用します。
第1チャクラ ルートチャクラ
第2チャクラ セイクラルチャクラ
第3チャクラ ソーラープレクサスチャクラ
第4チャクラ ハートチャクラ
第5チャクラ スロートチャクラ
第6チャクラ ブラウチャクラ
第7チャクラ クラウンチャクラ
チャクラは3本の「ナディ」と呼ばれるエネルギーの通路で結ばれています。中心にあるスシュムナーナディは脊柱管の中央を通り、第1チャクラから第7チャクラまでのすべてのチャクラをつないでいます。他の2つのナディ、イダーナディとピンガラーナディは第1チャクラから出て、イダーは背骨の左側を、ピンガラーは右側を通って、第6チャクラで止まります。
チャクラは、茎と花びらのような部分で構成されています。スシュムナーナディを起点として、第2~6チャクラは、背中側は茎がオーラフィールドまで突き出て、おなか側は茎が体表まで伸び、そこから外側に向かって花が咲いている形です。第1チャクラは下向き、第7チャクラは上向きに花が咲いています。
自分のチャクラと向き合う
ヨガでは、人体には6つの主要なエネルギーセンターがあり、7つ目が頭の上に位置していると言われています。人体にある6つのチャクラは、エネルギーの渦の要所であり、人体の形成に必要不可欠です。チャクラシステムはまた、宇宙との一体性の象徴であり、内的体験と外的体験の調和を示しています。
『自分のチャクラと向き合う』は、チャクラに関する知識についてのわかりやすいガイドであり、チャクラについてよく知らない読者でも、このシステムについて知り、自分の成長、癒やし、そして自分のすべての側面―肉体、感情、精神、魂―の調和を経験することができるように書かれています。